2005年01月26日(水) 02時07分
ネット競売詐欺３人逮捕 他人のＩＤ使用 容疑で大分県警（西日本新聞）
インターネットのオークションサイトに他人のＩＤを使って不正に接続、架空の出品情報を掲示して落札者から現金をだまし取ったとして、大分県警は二十五日、不正アクセス禁止法違反や詐欺などの疑いで、大分市中央町三丁目、会社員竹野修司（２８）▽同市泉町、パチンコ店員平山啓吾（２２）▽同、同三重野由華（３３）の三容疑者を逮捕した。三十都道府県の六十数人から計約二百万円を詐取したとみており、余罪容疑も立件する方針。
調べでは、竹野容疑者は昨年三月下旬から四月上旬にかけ、神奈川県内の会社員女性（２６）のＩＤとパスワードを無断で使い、大分市内のインターネットカフェのパソコンから、女性が登録していたプロバイダーに接続。ほかの二人と共謀し「新品の携帯電話を売る」とする架空の出品情報をオークションに掲示し、落札した同市内の公務員男性（２８）から約二万一千円をだまし取った疑い。三人は友人で、大筋で容疑を認めているという。
男性が被害届を出して発覚。同県警は、熊本県警や警視庁と合同で捜査していた。
（西日本新聞） - 1月26日2時7分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050126-00000029-nnp-kyu