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インターネット証券主要４社の１０〜１２月期決算が２４日、出そろった。統合で比較ができないマネックス・ビーンズ・ホールディングスを除いて、各社とも取引口座数の増加を背景に前年同期比では増収増益だった。
０４年１２月末の取引口座数で首位（約５１万）のイー・トレードは、営業収益と経常利益とも過去最高を更新した。松井証券は、日経平均株価が０４年中の最高値をつけた４〜６月期に比べて手数料収入が伸び悩み、営業収益、経常利益とも１０〜１２月期まで２期連続で前期割れとなった。
松井証券の松井道夫社長は決算会見で、株式の新規公開時に企業が証券会社に支払う手数料を大幅に引き下げる方針を表明した。企業の費用負担を軽くすることで、個人投資家に人気がある新規公開株の引き受けシェア拡大を狙う。
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〈主なネット証券の０４年１０〜１２月期決算〉
社名 営業収益 経常利益
松井 ７９（１６．５） ４４（１２．６）
イー・トレード ６４（６２．２） ２６（９５．８）
マネックス・ビーンズ ４８（ − ） １８（ − ）
カブドットコム ２７（５９．８） １３（８６．１）
（単位・億円。カッコ内は前年同期比の増減率％。−は経営統合で比較不能。松井とマネックス・ビーンズは連結）(01/25 06:23)