2005年01月24日(月) 20時40分
うその支払い督促相次ぐ 国税庁が注意呼び掛け(共同通信)
国税庁は24日、所得税や加算税などのうその支払い督促状が個人宅に郵送されている、と発表した。督促状に振込先は書かれていないが、国税不服審判所の虚偽の電話番号を記載。新手の「振り込め詐欺」かどうかは不明で、国税庁は「審判所に支払い督促の権限はない」と注意を呼び掛けている。
国税庁によると、封筒の差出人は「東京簡易裁判所」名義。原告が国税庁、被告が個人名となっており、所得税と加算税、延滞利息など計数百万円の支払いを求める内容。
督促に対する異議申し立て手続きが書かれ、窓口として審判所名と偽の番号が書かれている。
これまで振り込み被害は確認されていないが、国税庁や審判所には中部、北陸、関西地方などから、計16件の相談が寄せられていた。
(共同通信) - 1月24日20時40分更新
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