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日川、巨摩、農林の3高校の卒業生宅に、現住所や携帯電話番号などの個人情報を尋ねる電話やはがきが相次いでいたことが分かった。3校とも、学校からそのような問い合わせはしていないという。県は「個人情報の流出は、不当請求や悪質な詐欺につながる恐れがある」と注意を呼びかけている。
日川高校によると、昨年11月中旬から12月上旬ごろ、卒業生宅に60〜70件の電話があった。女の声で「日川高校事務室のイトウ」などと名乗り、「仕事上必要になった」「卒業生名簿を作るため」などと言い、卒業生の現住所や携帯番号などを聞いたという。また、巨摩高校では、昨年7月ごろ、男や女の声で同様の電話が約20件あった。
さらに、大阪市の会社から両校と農林高校の卒業生宅に「同窓名簿を発行する」として職業やメールアドレス、同窓生へのメッセージなどを記入する返信用はがきが送られた。日川高校によると、はがきの問い合わせ先に電話をかけたが、つながらなかったという。【藤野基文】
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20050123ddlk19040081000c.html