2005年01月22日(土) 00時00分

ＪＲ東日本かたり個人情報を要求 県内で６件、注意呼び掛け （東京新聞）

　県内の社会福祉法人などに、「ＪＲ東日本宇都宮営業所」や「ＪＲ宇都宮」と実在しない事業所名を名乗り、二十歳代の人の名簿を要求する電話が相次いでいることが二十一日、分かった。ＪＲ東日本大宮支社は「われわれが個人情報を要求することはない」と注意を呼び掛けるとともに、県警に届け出た。

　同支社によると、電話は十五−二十日に、県内のＪＲ日光線と烏山線沿いの社会福祉法人など四カ所の事業所に、計六回あったという。各事業所とも名簿は提供せず、最寄り駅に連絡した。

　電話は男の声で、「ＪＲ五十周年キャンペーンで、オレンジカードを配布したい」と名簿を要求してくるという。ＪＲ東日本は今年創立十八年で、電話の内容はでたらめ。同支社は「無視するか、警察に届けてほしい」としている。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20050122/lcl_____tcg_____002.shtml