2005年01月22日(土) 21時34分
拉致と間違われ顔写真公開、脱北者が謝罪求める声明(読売新聞)
【ソウル=浅野好春】拉致被害者の可能性が指摘される日本人と間違われ、日本で顔写真が公開された韓国在住の脱北者の男性が22日、ソウルで声明を出し、「人権と肖像権が侵害され、(北朝鮮在住の)家族の安全にも危険が及んでいる」として、公開した特定失踪者問題調査会や、写真を入手したTBSに対し、真相究明と謝罪などを求めた。
男性の支援者が会見で声明を代読し、他の日本のマスコミに対しても男性の写真、情報を今後公表しないよう求めた。
支援者によると、男性が北朝鮮を脱出した際に家族を残してきたが、家族は男性が死亡したことにして、韓国に亡命したことは隠している。しかし今回、日本で顔写真が公開されたことで、北朝鮮当局が家族に危害を加える可能性が強まったという。
(読売新聞) - 1月22日21時34分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050122-00000513-yom-soci