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農水省表示・規格課などによると、各地の漁協や関係者から、産地表示を偽装して売っているという複数の情報が寄せられたため、実態調査を開始した。偽装が判明した場合、業者名公表などの措置をとる。
関係者によると、広島産のカキは昨年の台風被害などで出荷が遅れたが、販売価格は高騰せずに逆に低迷。仲買業者でつくる「広島県カキ出荷組合」が昨年12月、「広島産の一部に韓国産を混入したり、全量を広島産と偽ったりする方法で、複数の業者が販売した疑いがある」として、農水省に調査を要請した。
宮城県でも同月、仲介業者が、産地偽装防止のために保管しておかなければならない宮城県産の証明レッテルを、広島県などの加工業者に一度に大量に渡していたことが発覚。宮城県漁連が「表示を偽装された可能性がある」として農水省に調査を求めていた。
ZAKZAK 2005/01/21