2005年01月20日(木) 22時01分
<NTT東西>ICカード公衆電話を廃止 来年3月末で(毎日新聞)
NTT東日本と西日本は20日、全国に5万1000台あるICカード公衆電話を06年3月末で廃止し、磁気カード公衆電話に取り換えると発表した。偽変造カード対策の決め手として99年3月に導入され、公衆電話をすべてICカード化する構想もあったが、携帯電話の普及で利用が伸びず、7年間で姿を消すことになった。
NTT東は2月下旬、NTT西は4月下旬に取り換えを始める。ICテレホンカードの販売も徐々に縮小する。利用者手持ちのICテレホンカードは、残り度数が同じ磁気テレホンカードと交換する。
ICテレホンカードは03年度に300万枚が売れたが、公衆電話1台当たりの利用は磁気カードの半分程度。2種類のカードに互換性がなく使いにくいことや、磁気カードの偽変造対策が向上したことを勘案して、磁気カードへの一本化に踏み切った。
カード交換の問い合わせはテレホンカード交換センター(0120・145472)か「116」へ。【位川一郎】
(毎日新聞) - 1月20日22時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050120-00000108-mai-bus_all