2005年01月20日(木) 00時00分
ICカード公衆電話廃止へ 携帯普及利用伸びず (東京新聞)
NTT東日本と西日本は20日、全国に約5万台あるICカード型公衆電話を廃止し、来年3月末までに順次撤去することを決めた。
携帯電話の普及に伴い公衆電話利用者が激減しているのが背景。6年前に登場したばかりのICカード型公衆電話の廃止で、公衆電話の減少が今後も続きそうだ。
公衆電話の設置台数は昨年9月末で、約46万5000台と、20年前に比べ設置台数は半分強の水準まで落ち込んでいる。また、NTT東西の公衆電話の営業収入は1994年度の計約3500億円から03年度は(県外通話分除く)約150億円と激減。営業損益も約230億円の赤字で、経営の大きな重荷となっている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20050120/fls_____detail__046.shtml