2005年01月20日(木) 18時50分
23年間、警察署で偽領収書 愛媛県警巡査部長が告発(共同通信)
愛媛県警の捜査費不正支出問題で、同県警鉄道警察隊の巡査部長仙波敏郎さん(55)が20日、松山市で記者会見し、1973年から95年までの23年間、勤務した警察署で偽領収書の作成を指示され、拒否していたことを明らかにした。
また警部補の昇任試験を受けた際、当時の署長から「通らないよ。(偽領収書を)書かない者は組織の敵だ」と厳しく指示されたという。
仙波さんは「偽領収書を使って裏金としてプールした捜査費は捜査協力者には支払われず、署長ら管理職が飲み食いに使っていた」と指摘。記者会見に同席したオンブズえひめの今川正章弁護士は「愛媛県警は長年、組織的に不正を行っていた」と批判した。
(共同通信) - 1月20日18時50分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050120-00000162-kyodo-soci