2005年01月20日(木) 15時05分
<不正アクセス>別れた腹いせにゲームのアイテム消す(毎日新聞)
福島県警福島署は19日、交際していた男性のIDやパスワードを使ってオンラインゲームに不正アクセスしたとして、富山県高岡市の30代女性を不正アクセス禁止法違反の疑いで福島地検に書類送検した。金銭上の実害は男性にはないが、この女性はネット上のゲームで男性が獲得した武器や服などのアイテム(道具)を勝手に処分していた。女性は「別れた腹いせにやった」と供述している。
調べでは、女性は昨年4月ごろ、福島市の20代男性のIDとパスワードを利用し、東京都内の会社が運営するオンラインゲーム「リネージュ」に参加し、男性がゲーム上で所持していたアイテムのデータを消した疑い。
「リネージュ」は、プレーヤーが騎士や魔法使いなどのキャラクターとなって敵と戦いながら冒険するゲーム。プレーヤー同士がゲーム中に文字で会話し、協力して遊べる。2人は03年秋にこのゲームを通して知り合い、実際に会うなど交際を続けていたが、間もなく別れたという。【西嶋正法】
(毎日新聞) - 1月20日15時5分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050120-00000070-mai-soci