2005年01月19日(水) 21時08分
偽造カード被害、郵貯でも今年度4千万円超(読売新聞)
日本郵政公社は19日、「スキミング」で作られた偽造カードによる郵便貯金の被害が、今年度に11件起き、不正に引き出された金額は計4101万3000円に上ることを明らかにした。
970万円を盗まれた被害者もいるという。来年度から被害防止策に乗り出す方針だ。
公社によると、ゴルフ場でカード情報を読みとられたケースが多く、2003年度も9件(1901万8000円)の被害があった。被害者が公社に損害賠償を求め、訴訟を起こしているケースも2件ある。
このため、郵政公社は2005年度から、現金自動預け払い機(ATM)に暗証番号を入力中に、他人に画面をのぞき見られるのを防ぐフィルターを、全国のATMに順次、取り付ける。2007年度中には、キャッシュカードにICカードを導入する計画で、本人確認機能を強化する。
(読売新聞) - 1月19日21時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050119-00000012-yom-soci