2005年01月19日(水) 16時05分
振り込め詐欺:架空請求被害の3人、県警に告訴状 /宮城(毎日新聞)
仙台弁護士会消費問題対策委員会は18日、県内に住む男性3人が架空請求の被害を受けたとして、詐欺容疑で県警に告訴状を提出した。
告訴状によると、男性は20〜30代。20代の男性は昨年10月、「ティファニー」「宮田企画」などと名乗る業者から出会い系サイトの登録料を7回にわたって請求された。計約440万円を振り込んだが、後に架空請求と分かったという。他の2人も同様の手口で約150万円と約36万円をそれぞれだまし取られた。
県警総務室によると、昨年1年間に県警に寄せられた相談3万2049件のうち、36%がおれおれ詐欺や架空請求など「振り込め詐欺」関連だった。債権回収業者を装う手口が5471件と最も多く、有料サイトの使用料を請求されたケースは3460件だった。おれおれ詐欺は845件。
振り込め詐欺関連の相談は01年ごろから急増し、昨年県警に寄せられた電話相談は00年の3・4倍になった。【山寺香】
1月19日朝刊
(毎日新聞) - 1月19日16時5分更新
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