2005年01月18日(火) 22時21分
クルド人親子を強制送還 国連の難民認定者で初(共同通信)
日本政府に難民認定を求めたが不認定とされ、東京入国管理局に収容されたトルコの少数民族クルド人のアハメト・カザンキランさん(49)と長男が退去強制処分となり18日午後、トルコに送還された。支援者が記者会見し明らかにした。
カザンキランさんは国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の難民認定を受けており「認定された人が送還されたのは日本では初めて」(UNHCR駐日地域事務所)という。
大橋毅弁護士は「退去強制処分の取り消しを求め最高裁で係争中なのに送還するのは不当だ」としている。
(共同通信) - 1月18日22時21分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050118-00000228-kyodo-soci