2005年01月18日(火) 13時09分
「振り込め」摘発、引き出し9割の首都圏に捜査専従班(読売新聞)
全国に被害が広がっている振り込め詐欺の摘発を強化するため、警察庁は18日、全国の捜査員を首都圏に集める「首都圏派遣捜査専従班」を発足させた。
同庁によると、昨年1—8月に発生した5708件の「おれおれ詐欺」のうち、被害金の引き出しが確認できた現金自動預け払い機(ATM)の9割は、東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県に設置されたものだった。
このため同庁では、北海道、東北、近畿、中国、四国の21道府県警から捜査員を1人ずつ集め、地方ごとに4—7人のチームを編成、首都圏の4都県警に派遣し、チーム単位で金融機関の捜査にあたらせる。
同庁によると、昨年1—11月の振り込め詐欺の被害額は約251億円。
(読売新聞) - 1月18日13時9分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050118-00000405-yom-soci