2005年01月18日(火) 08時12分
「首都圏専従班」が発足 振り込め詐欺で集中捜査(共同通信)
昨年1—11月の被害額が約250億円に上っている振り込め詐欺対策のため、全国の警察から派遣された捜査員が首都圏で集中捜査する「首都圏派遣捜査専従班」が18日、発足する。迅速な初動捜査で、犯行グループの早期割り出しなどにつなげるのが狙い。
犯行グループの大半は首都圏を中心に活動しているとみられ、被害金の振込先となった金融機関の口座も首都圏に集中。地方の警察本部は、捜査員がたびたび出張する必要があったが、今後は口座の初動捜査を常駐の専従班が担う。
特定の犯罪形態に対し、都道府県警から継続的に捜査員を派遣する態勢は全国初という。
専従班は全国21警察本部から1人ずつ、捜査員計21人で構成。都内に拠点を置き、警視庁と埼玉、千葉、神奈川3県警の全面的な協力を得て活動。
(共同通信) - 1月18日8時12分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050118-00000004-kyodo-soci