2005年01月13日(木) 21時39分
着服金返還命令受けた弁護士、第一東京弁護士会が除名(読売新聞)
第一東京弁護士会は13日、同会所属の山下秀策弁護士(45)を除名処分にしたと発表した。除名は、弁護士法に基づく懲戒処分で最も重い。
同会によると、山下弁護士は、交通事故で死亡した男性の兄から自賠責保険金の請求を委任され、2001年7月、自分の銀行口座に保険金約5850万円の振り込みを受けた。兄は2003年に保険会社の説明で振り込みの事実を知り、山下弁護士を提訴。1、2審とも全額返還を命じる判決が出て確定したが、現在も支払われていない。
同会は、山下弁護士が調査にも応じず、連絡が取れない状態のため、「全額を業務上横領したと考えざるを得ない」としている。
(読売新聞) - 1月13日21時39分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050113-00000414-yom-soci