2005年01月12日(水) 16時31分
クーリングオフを契約書に明記せず 布団販売業者を逮捕 ／神奈川（毎日新聞）
◇特定商取引法違反容疑で
川崎署と県警生活経済課は１１日、仕入れ値の数十倍の値段で寝具を売り、クーリングオフ制度を明記していない契約書を渡したとして、住所不定、布団販売業、新井一也容疑者（３０）を特定商取引法違反容疑で逮捕した。
調べでは、新井容疑者は昨年７月〜９月までの間、川崎市川崎区の女性会社員（２１）と横浜市保土ケ谷区の女性看護師（２２）に法外な値段で布団を販売、契約解除のがれに、クーリングオフ制度が明記されていない契約書を渡した疑い。
新井容疑者は布団の無料点検を装い「布団にかびが生えている。ぜんそくやアトピーになる」と不安をあおり、仕入れ値２〜１０万円の布団を４０万円や１４０万円で売りつけていた。【堀智行】
１月１２日朝刊
（毎日新聞） - 1月12日16時31分更新
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