2005年01月12日(水) 15時15分
ネットで使途監視 米監査法人が協力(産経新聞)
【パリ=山口昌子】ジュネーブで開かれた被災国支援会議を主催した国連人道問題調整官事務所(UNOCHA)は十一日、支援金の用途などに目を光らせるため、米監査法人による協力の申し出を受け入れたことを明らかにした。また、使途をガラス張りにするため、寄付者がインターネットを通じて使途の詳細を知ることができるようにすると約束した。
フランス通信社(AFP)によると、各国政府や個人、団体の支援金は十一日の時点で、総額百億ドルに達する。しかし、イラクに対する国連の「石油食糧交換プログラム」をめぐりフセイン旧政権に不正資金が流れた疑惑が発覚したこともあり、国連が巨額の支援金をきちんと管理できるかどうかを疑問視する声がある。
(産経新聞) - 1月12日15時15分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050112-00000028-san-int