2005年01月09日(日) 00時00分
警察庁が禁止の無線LAN 県警職員ら使用(朝日新聞・)
情報流出の危険があるとして警察庁が04年に使用禁止を各都道府県警に通達していた無線LAN(構内情報通信網)を、県警本部などの職員が使っていたことが8日、分かった。県警によると、情報流出などの被害は確認されていないが、使用禁止を改めて徹底したという。
県警情報管理課によると、パソコンを貸与されている職員は通常、ケーブルを使ったLANからプリンターや県警のネットワークに接続し、パソコンの文章をプリントアウトするなどの業務を行っている。
しかし、パソコンが貸与されずに私有パソコンを使っている職員が、無線LANを持ち込んで業務に使っていたという。
無線LANはケーブルではなく、電波を使うため、傍受されて内部情報が流出する可能性がある。
昨年12月、金沢市の無線愛好家から指摘を受け、無線LANの使用が分かった。同課は「使用実態の把握に努めている。職員の危機管理意識をさらに徹底させたい」としている。
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http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?kiji=5200
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