2005年01月09日(日) 00時00分

振り込め詐欺で主婦５５０万円被害 宇都宮 （東京新聞）

　七日午前九時ごろ、宇都宮市の主婦（５６）宅に電話があり、三男のふりをした男と警察官役、弁護士役の男が、交通事故の示談金などを名目に現金六百五十万円を要求。主婦は三回にわたり、計五百五十万円を銀行口座に振り込んでだまし取られた。宇都宮東署が複数犯による振り込め詐欺として調べている。

　調べでは、主婦が最初に二百五十万円を振り込むと、弁護士役の男から二回にわたって追加の要求があり、主婦は従ってしまったという。

　息子役は名は名乗らず「お母さん、人を死なせてしまった」と泣き、警察官役は「息子さんは携帯電話を使って運転していた。男女をはね、男性は即死、女性は重体」などと具体的に事故内容を伝えたため、主婦は信じ込んでしまったらしい。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20050109/lcl_____tcg_____003.shtml