2005年01月08日(土) 00時00分
個人情報3万件、PC盗難/札幌市保健所(朝日新聞・)
札幌市保健所(高瀬愛子所長)は、市民の死亡、離婚、出生、婚姻についての個人情報約3万件が入ったノート型パソコンが盗まれ、7日に札幌中央署に被害届を出した、と発表した。パスワードを入力しないと情報を読むことはできず、現在まで不正使用は確認されていないという。
正月休み明けの4日朝、札幌市中央区大通西19丁目のビル「WEST19」3階にある同保健所に出勤してきた職員が、人口動態統計に使っているノート型パソコン2台がなくなっているのに気付いた。職員総出で捜したが見つからず、盗難と判断した。12月28日夕から1月4日朝の間に盗まれたらしい。2台のうち1台は予備で、個人情報が記録されていたのは1台のみ。
盗まれたパソコンに記録されていた個人情報は、03年3月から04年12月までに同市が受け付けた死亡約1万9千件と離婚約5千件、03年3月から同5月までの出生約3千件と婚姻約2千500件。いずれも、期間中受け付け分の半分以上にのぼり、氏名、性別、住所なども記録してある。
同保健所は正月休み中、施錠されていたが、パソコンは所内の専用ブースに置かれ特別な盗難対策はとられていなかった。
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http://mytown.asahi.com/hokkaido/news02.asp?kiji=8033
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