2005年01月08日(土) 00時00分
架空投資詐欺で被害30億か 神戸の業者ら4人逮捕へ (中日新聞)
神戸市の金融コンサルタント会社が米国債への投資名目や新幹線の回数券購入に絡む架空のもうけ話を持ち掛け、多額の金をだまし取った疑いが強まったとして、兵庫県警生活経済課などは8日までに、詐欺容疑で同社経営の男(65)ら4人の逮捕状を取った。
兵庫県や滋賀県など近畿地方を中心に100人以上から金を集めており、被害総額は計約30億円に上るとみられる。
調べでは、4人は神戸市の主婦ら2人に「米国債を個人で運用しており、元本を保証して年率5・75%の利払いを約束する」などと米国債への投資を勧誘。1999年から2003年にかけて、総額2200万円をだまし取った疑いが持たれている。
4人はこれ以外にも、自営業者や主婦らに「新幹線の回数券を購入して(コンサルタント会社に)預ければ、3%の手数料を支払う」など持ち掛け、多額の金をだまし取った疑いもあるという。
http://www.chunichi.co.jp/00/detail/20050108/fls_____detail__007.shtml