2005年01月08日(土) 17時44分
引きこもりで日韓シンポ 精神科医ら現状報告(共同通信)
韓国でも社会問題化しつつある引きこもりについて、同じアジア文化圏の日本と韓国の現状を紹介し、解決策を模索しようと、両国の精神科医らが参加した公開シンポジウムが8日、京都府宇治市の京都文教大で開かれた。
「社会的ひきこもり」の著書がある精神科医の斎藤環さんは、日本で1970年代から、引きこもりが社会問題化してきた過程を説明。個人と家庭や社会の接点がなくなり、その状態で安定してしまったのが引きこもりで、「引きこもりが認識されることで、支援が行われるようになってきた」と話した。
韓国の精神科医、李時☆さんは、1980年ごろに初めて、引きこもりの少年に出会って以降、問題解決に取り組んできた。
(注)☆は火ヘンに同
(共同通信) - 1月8日17時44分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050108-00000114-kyodo-soci