2005年01月07日(金) 22時37分
個人情報2万9500件流出、札幌市の保健所から(読売新聞)
札幌市保健所(札幌市中央区)の事務所で、約2万9500件分の離婚や死亡などにかかわる個人情報を入力したノート型パソコン2台が盗まれたとして、市は7日、札幌中央署に盗難届を出した。
2003年3月—翌年12月に扱った情報の一部という。
市によると、4日午前8時50分ごろ、出勤した職員が、3階事務所の机の上にあったパソコンがなくなっているのに気づき、職員ら約120人で6日まで探索したが見つからなかった。
1台には、人口動態統計のうち、死亡情報約1万9000件、離婚約5000件、出生約3000件、婚姻約2500件が登録されていて、氏名、生年月日、住所、職業などが入力されているが、人数は数万人単位になるものの「不明」という。
事務所は、12月28日から1月4日まで正月休み中で、期間中は職員ら十数人が出入りしていた。外部から侵入した形跡はなく、同署は関係者から事情を聞いている。
(読売新聞) - 1月7日22時37分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050107-00000313-yom-soci