2005年01月07日(金) 17時50分
振り込め詐欺 口座開設などの容疑、3人を逮捕−−県警 /広島(毎日新聞)
振り込め(なりすまし)詐欺に悪用された口座を開設したり、譲り受けたとして、県警捜査2課は6日、男女3人を詐欺や盗品等譲り受けの疑いで逮捕した。
逮捕されたのは、京都府綾部市五津合町入道、無職、大田康司(55)▽山口県下松市東陽2、アルバイト店員、石村美晴(20)▽東京都江戸川区西一之江3、調理師、中尾拓エ(51)——の各容疑者。
調べでは、大田容疑者は昨年10月、転売目的で、京都市内の銀行で預金口座2件を開き、通帳2通とキャッシュカード2枚を入手した疑い。うち1口座には同11月、なりすまし詐欺に遭った南区の30代の女性が150万円を振り込んでいた。
石村容疑者も同7月、山口県内の銀行で預金口座2件を開き、通帳2通を入手した疑い。2口座には同8月、なりすまし詐欺に遭った佐伯区の40代の女性が計300万円を振り込んだ。
中尾容疑者は同7月、住所不定、無職、佐藤広美被告(50)=詐欺罪で起訴=が転売目的で開設した預金口座の通帳1通などを同被告から1万円で買った疑い。【遠藤孝康】
1月7日朝刊
(毎日新聞) - 1月7日17時50分更新
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