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NHKの海老沢勝二会長は4日、職員向けの年頭あいさつで「不祥事の影響で受信料の支払い拒否・保留が出ている。収支均衡を堅持するが、収入が減れば支出を抑えなければならない。質を落とさないことが大前提だが、番組経費も削減せざるを得ない」と、詰めの段階にきた新年度予算が厳しい状況であることを明らかにした。NHKでは、デジタル化の費用確保などを目的にした大幅な経費節減の中でも番組制作費は比較的優遇されてきただけに、受信料拒否が深刻な状況であることを示している。
一連の不祥事を理由にした受信料の支払い拒否・保留件数は、昨年11月末現在で11万3000件。NHKの全管理職らが支払い再開のお願いに回ったが、芳しい成果を上げていないという。同会長は自らの進退についても触れ、「改革の道筋がついた段階で、私自身の判断で考えたい」と、改めて述べた。(01/04 19:05)