2005年01月04日(火) 17時36分
DVDなど送り、個人情報求める−−県内で被害相次ぐ /高知(毎日新聞)
県内に実在する運送会社の名前をかたり、「子どもあてにDVDが届いている」などとして、きょうだいの名前や学校名簿の提出を求める不審な電話が県内で相次いでいる。県立消費生活センターは「身に覚えのない荷物は受け取らず、個人情報も教えないように」と呼びかけている。
センターによると、電話は「子どもあてにDVDが届いている」として、「この子ども以外の子どもの名前を教えてほしい」「こうした送りつけの被害を防ぐために子どもの学校の名簿がほしい」などと語るもの。また、注文していないDVDが郵送されてきたケースもあるという。センターには昨年11月22日から12月14日までの間に、8件の相談が寄せられた。
注文していないDVDが届いた場合は、特定商取引法に基づき商品を受け取ってから14日間▽送り主に商品の引き取りを要求してから7日間——が過ぎれば、消費者は商品を自由に処分でき、送り主は商品の返還請求はできなくなる。また、受け取り拒否や着払いで返品することもできるという。問い合わせはセンター(088・824・0999)まで。【小川信】
1月4日朝刊
(毎日新聞) - 1月4日17時36分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050104-00000162-mailo-l39