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東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランド社(本社・千葉県浦安市)は、年間パスポートを購入した16人分の顧客情報が流出した可能性が高いと、4日発表した。TDRのインフォメーションセンター(横浜市西区)に顧客名簿の買い取りを求める電話もあった。同社から恐喝未遂容疑で被害届を受けた浦安署は捜査を始めた。
同社によると、昨年12月23〜29日にかけて、年間パスポートの保有者ら計10人から「パスポートの有効期限が近づいており、代金を振り込んで欲しい」との電話が自宅にあったと連絡を受けた。また、29日午後には、実在のパスポート保有者を名乗る男から同センターに電話があり、年間パスポートを持つ他の顧客5人の姓名をあげ、「顧客名簿を持っている。買い取れ」と要求。同日だけで同じ男からとみられる電話が3回あった。
同社は顧客16人に住所や年齢などの関連性はなく、データを保存したコンピューターが不正にアクセスされた形跡もなかったとしており、「どこから漏れているのかが分からない。お客様には心配を掛け、申し訳ない」と話している。
同社は4日付で加賀見俊夫社長を委員長とする調査委員会を設置。過去に東京ディズニーランドとシーの年間パスポートを購入した約14万人におわびの手紙を郵送した。問い合わせは午前9時〜午後10時(フリーダイヤル0120・996・055)。16日まで受け付ける。
(01/04 21:27)