2005年01月03日(月) 11時46分
カナダがBSE感染確認 さらに発見の可能性も(共同通信)
【ニューヨーク2日共同】カナダ食品検査局は2日、昨年末に同国アルバータ州で見つかった牛海綿状脳症(BSE)感染が疑われる牛について、最終的な検査の結果が陽性となり、感染が確認されたと発表した。
問題の牛は乳牛で、肉は食品や家畜用飼料として出回っていない。カナダは最近、新たな検査制度を導入したばかりで、今後も感染牛が見つかる可能性があるとしている。
カナダでは2003年5月に感染牛1頭が確認され、今回が2件目となる。同年12月に米国で初めて確認された感染牛もカナダ生まれだった。
米政府は昨年末に、BSE発生後に禁止していたカナダ産生牛の輸入を、生後30カ月未満に限り今年3月から解禁すると発表したばかり。だが、今回の感染牛は8歳と高齢のため、決定は見直さないとみられる。
(共同通信) - 1月3日11時46分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050103-00000013-kyodo-bus_all