2005年01月03日(月) 10時30分
Yahooオークション、悪質出品者の口座凍結も(読売新聞)
国内最大のインターネットオークションサイトを運営する「ヤフー」(本社・東京都港区)は、架空出品や提示したものと違う商品を送るなどのトラブルを頻発させる悪質な出品者に対し、登録した銀行口座を使用停止にする方向で都市銀行など金融機関と協議を始めた。
ヤフーはこれまでも、トラブルがあった出品者のIDを利用不能にしたり、銀行口座を公開するなどの対策を講じてきた。今回は、一定数のトラブルが報告された出品者については金融機関に通報し、振り込みや引き出しができないよう強制措置をとってもらうことを協議している。
ヤフーは「利用者に注意を促す対策だけでは、サイト運営者として責任を果たせないと判断した」と説明している。
警察庁によると、ネットオークションに関する相談は年々増加しており、2003年は5999件で、2000年の4・6倍。2004年は上半期だけで前年を上回る7393件に上っている。
(読売新聞) - 1月3日10時30分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050103-00000301-yom-soci