2005年01月01日(土) 00時00分
トヨタ、16種127万2214台の最大規模のリコールを届出()
トヨタ自動車は18日、国内では過去最大となる127万2214台を対象としたリコールを国土交通省に届け出た。「カローラ」「ヴィッツ」など量販車種が対象となったため、99年に同社が記録した約80万台を大きく上回った。
対象車は16車種で、カローラとヴィッツのほか両モデルの派生車が軒並み含まれる。ヘッドライトスイッチ内部の接点の形状が不適切なため、使用し続けるとヘッドライトが点灯しなくなる恐れがあるものと、パワーステアリング用油圧パイプの固定方法が不適切なため、ブレーキパイプが損傷して制動力が低下する恐れがあるものがある。全車両で部品を交換する。最近、複数の車種で部品の共用化が進んだことを背景に、リコールが大規模化する傾向。同社では03年と04年にも70万台前後に達する大規模リコールを届け出ている。
トヨタ自動車(株) -
Yahoo!企業情報 -
Yahoo!ファイナンス
(日刊工業新聞) - 10月19日8時31分更新