2008年12月02日(火) 14時43分
半年で2300台悪用=7割がソフトバンク製−振り込め詐欺の携帯電話・警察当局(時事通信)
過去最悪のペースで被害が続いている振り込め詐欺で、今年1−6月に詐欺への使用が判明した携帯電話は約2300台あり、約7割がソフトバンク製だったことが2日、警察当局の調べで分かった。契約時の本人確認が不十分なケースが多いとみられ、警察庁は同社を含めた携帯電話各社に、改めて本人確認の徹底を要請している。
全国の警察が振り込み詐欺への使用を把握した携帯電話約2300台を調べたところ、ソフト社が約7割を占め、NTTドコモは約2割、KDDIは1割未満だった。ソフト社の市場シェアは6月末時点で18.4%にすぎず、同社の割合が突出している。
ソフト社機種が多い理由について、同社は「分からない。本人確認を徹底する対策や指導はいろいろ取り組んでいる」としている。
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