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2008年11月30日(日) 09時09分

テロ関与に「十分な証拠」 印パ、非難の応酬続く中国新聞

 【ムンバイ30日共同】インド紙タイムズ・オブ・インディア(電子版)によると、ムンバイのあるマハラシュトラ州のパティル副首相は二十九日、ムンバイの同時テロに関し、テロ実行犯がパキスタンにいる指導者と頻繁に連絡を取り、現状を説明し指示を仰いでいた「十分な証拠」があると述べた。

 実行犯から押収した衛星電話の通話記録などを指しているとみられる。

 インド政府はパキスタンに拠点を置くイスラム過激派がテロに関与したとパキスタン政府を非難。これに対しパキスタン政府は関与を否定した上で、軍高官が「部隊をインド国境に移動させる」と発言しインド側をけん制。両国による非難の応酬が続いている。

 インドメディアによると、実行犯がムンバイにある複数の大学の偽造学生証を所持していたことが判明。捜査当局は地元に協力者がいた可能性があるとみて調べを進めている。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200811300138.html