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2008年11月30日(日) 00時00分

再訪したい観光地1位は出雲中国新聞

 イメージが良く、実際に行っても満足できる中国地方の観光地は宮島、倉敷、出雲など8地域—。中国経済連合会が中国5県の住民に観光地の魅力度を聞いたアンケートでこんな結果が出た。一方でイメージと満足度のバランスが良くない地域もあった。結果は各県に提供し、観光施策に役立ててもらう。

 調査は観光振興を目的に7月、インターネット調査会社に委託して実施。各県の観光動態調査などで観光地とされている5県の49地域の中から選んでもらう方式で、750人から回答を得た。これまで行ったことがない地域への訪問を希望した人の割合は、宮島が73.4%で最多。石見銀山73.3%、出雲69.1%、広島67.8%などと続いた。再度訪れたいというリピート希望率は、出雲が87.7%と最多で、美作三湯86.6%、宮島85.1%、大山84.4%などとなった。

 中経連は訪問希望率60%以上、リピート希望率76%以上の地域を「イメージ内容充実型」として分類し、宮島、下関、秋吉台・秋芳洞、倉敷、出雲、隠岐、浜田、鳥取が当てはまった。訪問希望率は60%未満ながら、リピート希望率76%以上の地域は「内容先行型」とし、三次・庄原、美作三湯、大山など11地域を挙げた。

 一方、訪問希望率は60%以上だが、リピート希望率は76%未満だった地域は「イメージ先行型」とし、広島、尾道、石見銀山など6地域が該当した。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811300003.html