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2008年11月30日(日) 08時39分

【秋篠宮さま誕生日会見】(4)「家族の歴史懐かしい」、ご兄弟(妹)で企画された皇后さまの写真展産経新聞

 【記者】殿下にお伺いします。来年は両陛下にとり、結婚50年と即位20年という節目の年となります。これまでの両陛下の歩みをどのように見守ってこられましたか。先月にはご兄弟(妹)で企画された皇后さまの写真展が開かれましたが、この展示に込められた思いも併せてお聞かせください。

 【秋篠宮さま】来年がその節目の年に当たり、特にご成婚50年ということを考えますと、私はその内の四十何年は、ずっと見守ってきたということになるわけですけれども、子供のころ、それからかなり大きくなるまでは、両陛下のなされてることというのをそれほど意識しないで、ある程度の年齢まできたような気がします。しかし、そのある年齢以降、それから現在ですね、両陛下の歩んでこられた姿というのを改めて考えますと、常に一つ一つの事柄について真摯(しんし)に向き合ってこられたのだなという印象を持っております。

 また、この前行われた写真展についてですが、「皇后さまと子どもたち」というのがテーマになっていたわけですけれども、その出展の写真を決めていく過程で、随分沢山の、国の内外での「皇后さまと子どもたち」の写真がありました。 その中にかなりたくさんの数の、私も含めてですね、息子と娘に当たる私たち3人の兄弟(妹)の写真も含まれておりました。そのようなものを見ていきますと、もちろん「皇后さまと子どもたち」というテーマではありますけれども、その一方でなんて言いましょうか、ある意味家族の歴史みたいなことをたどるというか、そういうことを見る機会にもなって大変懐かしく感じました。

 =(5)に続く

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