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2008年11月29日(土) 10時39分

<敦賀原発>内部情報、社員パソコンから流出毎日新聞

 日本原子力発電は28日、敦賀原発(福井県敦賀市)に勤務する男性社員(41)が所有するパソコンが暴露ウイルスに汚染され、ファイル交換ソフト「Share」を介して同原発の内部情報などがネット上に流出したと発表した。

 流出したのは、コンクリート片などの低レベル放射性廃棄物を処理するプラズマ溶融炉の温度に関するデータや社内会議の議事録など07、08年度に作成された計約480件のファイル。核物質に関する重大な機密情報は含まれていないという。ファイルを自宅に持ち帰ることは社内規則で禁止されていた。

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