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2008年11月29日(土) 16時02分

裁判員制度:反対の抗議声明 市民団体会見 /福岡毎日新聞

 最高裁が来年の裁判員候補者約30万人に対し通知を一斉に発送した28日、県内の弁護士や市民らでつくる「市民のための刑事弁護を共に追求する会」が福岡市で会見し、制度に反対する抗議声明を出した。声明は最高裁、法務省、日本弁護士連合会に発送した。
 声明では「短い審理期間や証拠を絞る公判前整理によって被告の主張を制約する」「場合によっては死刑判決に強制的に加担させられる」などとし、制度廃止を求めている。
 同会が22日に中央区警固で実施した制度の賛否を問う街頭シール投票の結果も公表。194票のうち「賛成」が約3割の62票だったのに対し、「反対」が約5割の94票と上回った。
〔福岡都市圏版〕

11月29日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081129-00000199-mailo-l40