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2008年11月29日(土) 12時01分

裁判員制度:候補通知、最高裁から郵送 県内は1万8176人 /神奈川毎日新聞

 来年5月に始まる裁判員制度の候補者への通知が28日、最高裁から郵送され、県内では1万8176人に早ければ29日にも候補者の手元に届き始める。
 通知対象は候補者名簿に載った人で、内訳は、横浜地裁管内が1万6000人、地裁小田原支部管内が2176人。来年5月以降この名簿の中から個別事件の候補者が選ばれ、その中から6人の裁判員が決まる。
 新しい制度が実際に動き出したが、市民の受け止めは複雑だ。28日までの3日間、横浜地裁の模擬裁判で裁判員役を務めた会社員男性(53)は、判決後の意見交換会で「専門家以外の参加も必要だと思ったが(判断が難しく)本番でもできるか正直微妙だ」と感想を語った。【杉埜水脈、高倉友彰】

11月29日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081129-00000034-mailo-l14