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2008年11月28日(金) 15時06分

原発の業務情報が流出=ファイル交換ソフト通じ−日本原電時事通信

 日本原子力発電は28日、敦賀原子力発電所(福井県敦賀市)の業務情報がインターネット上に流出したと発表した。核物質防護にかかわる情報はないとしている。
 同社によると、流出した情報は低レベル放射性廃棄物を高温で処理するプラズマ設備の温度データなど480件のファイル。同発電所勤務の男性社員が所有する自宅の私用パソコンから、ファイル交換ソフトを通じて流出した。
 社内規定では、業務データを持ち帰ることや、ファイル交換ソフトのダウンロードを禁止している。同社は社員がデータを私用パソコンに入れた経緯など、詳細な調査を進めるとしている。 

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