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2008年11月28日(金) 16時41分

<党首討論>麻生首相「政治空白は非常に厳しい」 麻生首相と小沢代表のやりとりの詳報(7)毎日新聞

 ■麻生首相 まず最初に……(大きなヤジ)

 ■委員長 不規則発言をつつしまれるように

 ■麻生首相 2次補正に対しては、最初に申し上げました通り1次2次本予算と三段ロケットでやっていきたい。同じ質問をされたので同じ答弁です。最初にもご質問を頂いたが、解散してということですが、私も解散というのは一つの手段だと思いました。私も、その通りと思っておりましたが、少なくとも100年に一度という金融災害ということが言われる中、世界中必死になっている中で、政治空白を作るというのは、アメリカの中に置きましても非常に厳しいことになっておりますし、なかなか最終決断者が誰か、しかし…ということも難しいと言われております。

 我々はそういうことを第2の経済大国としてすべきだろうと思いませんし、きちんとした対応するためにきちんとやっていかなければならない。また、3回目、3人目の党首討論… 総理大臣か(笑い)と申されましたが議会制民主主義に置きまして、そういうこともある。大統領制ではない。英国におきましても、トニー・ブレアから選挙をやっていない。別に瑕疵(かし)があるわけではない。議会制民主主義のルールに乗っ取ってやらせていただいています。いかにも問題があるかのようにいわれますが議会制民主主義と言うルールですから、その通りやらせていただいている。

 今の状況の中、雇用、倒産の問題おっしゃる通りです。従って私どもは雇用対策などいろいろ対策を練らせて頂き、私の方から各担当大臣に雇用対策については若者支援含めていろいろなことをやっておりますが、いろいろ検討しろということを命じたところであります。倒産の件数について確かに世界中の不況の中にありまして、それに我々も対策を考えることは当然ですが、ぜひ、その点に関しましては 借り手の問題としては今、申し上げた通り、貸し手の方についても参院で早急な検討をして頂く。参院で協議をとおっしゃいましたが、こういった問題で政党間の協議をできるというのは喜ばしい。ぜひいずれ本予算等々でやらせて頂きますが、その場におきましてネクストキャビネットをはじめいろいろ対策をしておられる方がいらっしゃいますので、我々も担当大臣、幹事長、政調会長というものと論議ができる場を、そういった論議ができることこそ、ねじれ国会において建設的な答えが出せることと国民が期待していることと思っています。その点にお力添えを、本予算でもいろいろ協議をせねばならん事態になるかもしれませんので、ぜひお力添え、指導力をお願いしたい。

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