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2008年11月28日(金) 13時00分

携帯サイトを知ったきっかけで最も多いのは「携帯のメニューから」、携帯検索サイトを上回るMarkeZine

■携帯サイト利用者の6割以上が1日1時間以上利用

 ネクストは、関東・関西圏在住のモバイルユーザーを対象に、携帯サイトやSNSの利用シーンやサービスなどの利用実態を調査した。9月に行われた調査では、過去3か月以内に携帯サイトを利用したことのある18〜39歳の男女2100名から有効回答を得た。

 携帯サイトの1日の利用頻度は、「30分以下」が28.0%、「1時間程度」が32.4%、「2時間以上」は31.7%と、携帯サイトを利用している人の6割以上が1日1時間以上利用している。男女別にみると、男性が30分以内や1時間程度の利用が多いのに対して、女性では2時間以上の利用が多く、年齢が若いほど利用時間が多くなっている。

【関連写真】利用携帯サイト

 過去3か月以内に利用した携帯サイトは「天気予報・ニュース・スポーツ」が79.0%と最も多く、「交通情報・乗り換え案内」「着うた・着ムービーなどのダウンロード」が続いている。各項目とも男性より女性の利用率が高く、年齢別では「天気予報・ニュース・スポーツ」の利用は30〜34歳で8割強に達している。

■10代=携帯・検索・クチコミ、30代=パソコン・メルマガ、年齢による違いに注目

 ブログやコミュニティサイトの利用で、携帯とパソコンのどちらの利用頻度が多いかをたずねたところ、「パソコン」が39.8%、「携帯」が44.4%で、5ポイントほど携帯がパソコンをうわまわる結果となった。男女別では、男性がややパソコン利用が多く、女性は携帯利用が多くなっている。

 年齢別では、10代が6割、20代前半が5割、20代後半以上でも3〜4割が携帯を活用してSNSを利用している。携帯だけを使っている人が最も多いのは10代で、パソコンだけを使っている人が最も少ないのも10代。以下のグラフからも、年齢層と利用環境の違いがを見て取れる。

 また、利用している携帯サイトを知ったきっかけで最も多いのは「携帯電話のメニューリストから」で、「携帯電話の検索サイト」「携帯電話のメールマガジン」が続いた。携帯検索サイトや友人・知人の紹介で、という回答は年齢が若いほど多く、携帯電話のメールマガジンからは年齢が高いほど回答が多い傾向にある。

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