＜子ども「無保険」＞野党３党が一律救済法案を提出（毎日新聞）

2008年11月28日(金) 00時48分

　国民健康保険の保険料滞納によって多くの子どもが「無保険」状態となっている問題で、民主、社民、国民新の野党３党は２７日、１８歳未満の子どもを一律救済する国民健康保険法改正案を共同で衆院に提出した。

　保護者が１年以上保険料を滞納した場合、家族の分も含めて保険証を返納しなければならず、医療費を窓口でいったん全額自己負担する必要があり、受診抑制につながるとの指摘が出ている。

　野党３党は「滞納の責任がない子どもは適切な医療が受けられるようにすべきだ」として、１８歳未満を保険証返還の対象外とすることを改正案に盛り込んだ。

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