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2008年11月27日(木) 18時32分

NTT東西、フレッツ 光ネクストの「ひかり電話」がPCで利用可能にImpress Watch


 NTT東日本およびNTT西日本は、NGNの商用サービス「フレッツ 光ネクスト」でIP電話サービス「ひかり電話」を利用しているユーザーを対象に、ひかり電話をPC上で利用できるソフトウェア「ひかりソフトフォン」を11月28日より提供する。同ソフトの利用は無料で、通話料金はひかり電話の料金体系が適用される。

 ひかりソフトフォンは、0AB〜J番号を利用した通話をPC上で行えるソフトウェア。「フレッツ 光ネクスト」で利用する「ひかり電話」対応ルータにPCを接続し、同ソフトをインストールすることで利用できる。なお、Bフレッツやフレッツ・光プレミアムを利用する場合のほか、「ひかり電話」オフィスタイプとビジネスタイプの場合は、ソフトフォン利用の対象外になる。

 標準音質の約2倍になる7kHzの音声帯域をサポートした「高品質電話」に加え、アナログテレビ品質相当の「テレビ電話」も利用が可能。同一のひかり電話契約回線に接続した電話機や「ひかりソフトフォン」との間で内線通話や転送が可能なほか、ひかり電話で提供する各種付加サービスも利用できる。

 また、「Call to タグ」に対応しWebブラウザやメーラーに表示された電話番号情報をクリックした電話発信も行える。このほか、PCのデスクトップ上に表示する画像や映像について、通話先のテレビ電話画面にリアルタイム表示させる機能も用意する。

 対応OSは、Windows Vista SP1の各エディション(Enterprise除く)。推奨環境は、CPUがIntel Core 2 Duo 2GHz相当以上、メモリが2GB以上、HDDが100MB以上で、Webカメラとヘッドセットを別途用意する必要がある。

 なお、NTT東日本によれば、ソフトフォン利用中は、同一番号を電話機側で利用できない。また、複数番号を契約している場合には、ゲートウェイ側でソフトフォンで利用する番号を選択できるという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081127-00000029-imp-sci