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2008年11月27日(木) 08時58分

Microsoft、Webマスター向けマルウェア検知ツールを発表ITmediaニュース

 米MicrosoftのLive Search Teamは11月25日、Webmaster Centerで提供するツールキットをアップデートし、マルウェア検知機能を追加、認証プロセスを簡易化したことを明らかにした。

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 サイト内の問題を検知するためのツール「Crawl Issues」にマルウェア検知機能が追加された。サイト内にマルウェアがあるとそれを検出し、Webマスターは感染ページについての詳細と問題解決法を記したリポートをダウンロードできる。また外部リンクレビューツール「Outbound Links」でマルウェアに感染している外部リンクのリストを表示できるようになった。これらの外部サイトへのリンクは自動的に切断される。外部リンクについてもリポートをダウンロードできる。問題を修正したらMicrosoftのサポートチームに再スキャンを依頼し、数日中に再びLive検索結果に含めてもらうことが可能だ。

 また、これまで複数のドメインを管理しているWebマスターはドメインごとに認証コードを割り当てる必要があったが、今回のアップデートにより、運営するすべてのサイトで1つの認証コードを使えるようになった。

 同社は今回の新機能追加について、パブリッシャーとWeb開発者向けに包括的な製品とサービスの提供を目指す「Project Silk Road」の一環であるとしている。

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