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2008年11月24日(月) 20時18分

<郵政株売却>中川秀直氏と綿貫民輔氏、講演でさや当て毎日新聞

 自民党の中川秀直元幹事長と国民新党の綿貫民輔代表が24日、ともにOBとして招かれた慶応大での講演会で郵政民営化をめぐるさや当てを演じた。

 民営化論者の中川氏は、国民新党が主導する「郵政株式売却凍結法案」に自民党内に協議に応じる動きが出ていることについて「時代の針を元に戻すようなもの。民営化をさらに進めなければいけない」と強調した。

 続いて登壇した綿貫氏は「自民党内で内紛が起きるのではないか」と揺さぶったうえで「参院は自民、民主とも過半数をとっておらず、国民新党の議席がないと民主も偉そうなことはいえない」と民主党の対応も迫った。【近藤大介】

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