【リマ23日共同】麻生太郎首相は二十三日夜（日本時間二十四日午前）、リマ市内で記者会見し、北朝鮮の核申告検証枠組みについて、年内に六カ国協議を再開して文書化を目指す方針で米国、中国、韓国の三カ国と合意したことを明らかにした。
元厚生次官ら連続殺傷事件については「意見の違いを殺人で解決することは断じて許すことができない。暴力には屈しない」と表明した。
二〇〇八年度第二次補正予算案に関しては、帰国後の二十五日に政府、与党会合を開いた上で、提出時期を最終判断する考えをあらためて強調。民主党の小沢一郎代表に対し「党首討論を提案しているが応じてもらっていない。国会で議論することは、まったくやぶさかでない」と党首討論の開催を呼び掛けた。