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2008年11月24日(月) 22時29分

APEC首脳会議が閉幕、金融危機に「すべての措置」の宣言読売新聞

 【リマ=三宅隆政】アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議は23日午後(日本時間24日未明)、金融危機や世界経済の減速に対処する姿勢をアピールした首脳宣言を採択し、閉幕した。

 現在の金融危機を「最も深刻な課題」と位置づけたうえで、危機の打開に向けて、加盟国・地域が「必要なすべての措置をとる」と強調した。

 地球温暖化対策では、京都議定書後の2013年以降の温室効果ガス削減の枠組みについて、「09年末までに合意できるよう協力する」とした。また、世界の温室効果ガスの排出量を50年までに半減させる目標を「共有」するとした北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)の宣言について、APECも「留意する」として、一定の支持を表明した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081124-00000039-yom-bus_all