「広島一の橋」模型を公開（中国新聞）
「広島駅前 川まつり」が23日、広島市南区の猿猴川左岸の河岸緑地であり、戦前の猿猴橋の模型が初めて一般公開された。優美な姿に家族連れらが見入っていた。
模型は実物の35分の１で、全長約1.8メートル。親柱で羽ばたくワシ像や欄干に施された猿の透かし彫りが再現されている。華麗さから「広島一の橋」とうたわれた実物の復元活動の弾みにと、市立大の吉田幸弘准教授と学生が制作した。
模型は近く、南区のＪＲ広島駅南口の地下街で展示する。市や町内会などでつくる実行委の主催。新球場（南区）を紹介するパネル展や太田川のシジミの即売などもにぎわった。
【写真説明】復元された戦前の猿猴橋の模型に見入る来場者ら