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2008年11月24日(月) 16時30分

里の味 山の芋箱詰めピーク中国新聞

 三次市吉舎町の特産「山の芋」の選別作業が、JA三次吉舎支店のライスセンターでピークを迎えている。歳暮用などとして25日から発送を始める。

 今月初旬から収穫が始まったイモを、パート従業員が大きさや形で選別。傷を付けないように、おがくずと一緒に箱詰めしている。

 33軒が約4ヘクタールで栽培。夏場に雨の少なかった今年は、水をやる回数を増やすなどして対応した。収量は平年並みの見込み。生産者たちは「今年のは丸くて格好がいい」と自信を持っている。粘りの強さと味の濃さが特徴で、とろろやてんぷらが調理の定番。薄くスライスして揚げると、おやつ感覚で食べられるという。

 2キロ化粧箱で2835—3465円。1、4キロでの販売もある。

【写真説明】選別作業がピークを迎えた山の芋

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811240197.html